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読書『約束された場所で―underground 2』
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
(2001/07)
村上 春樹

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救いを求めて旅立った若者たちがなぜこんな所に辿り着いてしまったのか? オウム信者徹底インタビュー、河合隼雄との対話によって、地下鉄サリン事件を生んだ「たましい」の暗闇に村上春樹が迫る。
【感想】
上記の説明は、まったくもっておかしい。
「たましい」に暗闇なんてものは、そもそもない。
暗闇があるのは、ニンゲンの知恵のほうで、いわば頭の部分である。
そもそも魂にケガレなどはなく、もっとも純粋なものである。
そんなピュアな魂に、陰日なたなど存在するわけがない。
本書に書かれてあるインタビューされたニンゲンは、現世と折り合いのつかない、ある意味まともなヒトたちがほとんどである。
この世の不浄を見ていることができなくなり、たまたまたどり着いた場所がオウムだった。というふうに誰もが口をそろえていっている。
では、そのヒトたちは間違っているのか?
確かに教団は間違っていた。
集団行動はとかく間違う。それが宗教団体ともなればなおさらである。
けれど、彼らが求めたものに、間違いはあったのだろうか?
間違いだらけの世の中で、間違った人生観をむりやり押し付けられ、精神的にまいって、それでもおまえがわるい、強くなれと強要され、負けたら敗者で使い捨ての廃車のごとく棄てられて、孤独に死んでいくしか、この世に道がないとしたら、あなたはそれを受け入れるのか?
もし、間違いが修行によって修正されるとしたら、そのヒトには幸せなことであって、周りがとやかくいうことではないように思う。
ヒトを傷つけたり殺すのは、たしかにわるいことだけど、多くのニンゲンがすでに自分を殺していることに、いったいどれほどのニンゲンが気づいているのだろう?
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2013/02/06 14:13 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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