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読書『元職員』
元職員 (100周年書き下ろし)元職員 (100周年書き下ろし)
(2008/11/05)
吉田 修一

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栃木県の公社職員・片桐は、タイのバンコクを訪れる。そこで武志という若い男に出会い、ミントと名乗る美しい娼婦を紹介される。ある秘密を抱えた男がバンコクの夜に見たものとは。
【感想】
一度でもタイを観光したものなら、あの喧騒と肌にまとわりつくような熱気を思い出すことだろう。
そうじゃないヒトでも、文章からアジア独特の情緒を受け取るのは、容易であるにちがいない。
なさけない主人公。
その、なさけなさをさらけ出す主人公。
読後、ある私小説作家を思い起こさせた。
おそらく、嫌いなヒトはとことん嫌い。こんな空気を好むヒトはとことん好む。そんな両極端な感想をもつのではないかと思った。
むろん、わたしは後者のほうである。
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【2013/02/19 12:01 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書『あと少し、もう少し』
あと少し、もう少しあと少し、もう少し
(2012/10/22)
瀬尾 まいこ

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あの手に襷を繋いで、ゴールまであと少し!誰かのために走ることで、つかめるものがある―。寄せ集めのメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝に挑む中学生の夏を描くみずみずしい傑作青春小説。
【感想】
思わず涙がこぼれそうになるシーンがてんこ盛り。
スポコン物に多い天才がいないのがいい。
しかも1位を狙っているわけではなく、県大会進出という地味な目標もすばらしい。
さすが現役の学校の先生だけあって、キャラクターのつくりかたは、マネのできない秀逸なつくり。
ああ、こんな生徒いるかもねぇ、と、実際にモデルがいるのではないかと思わせるくらいよくつくりこんでいる。
イッキに読んでしまい、うわ! もったいない、もっと丁寧に読めばよかった、と、後悔しました。
しばらくたったら、また読みなおそう。

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【2013/02/17 11:12 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書『死者のための音楽』
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)
(2007/11/14)
山白 朝子

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これは愛の短篇集だ。
怪談専門誌『幽』の連載で話題沸騰の大型新人、待望の初単行本化。
怪談専門誌『幽』2号から7号までに連載された6篇の怪談短編に、書き下ろし作品を加えた愛と哀しみの短編集。幻想的な異界への境界と、親と子を描いた叙情的な物語は、怪談ファンのみならず幅広い読者の支持を得る。待望の初単行本。
【感想】
中田永一よりも、こっちのほうが乙一ワールド。
ちょっぴり切なく、ちょぴりエグい。
これって、初期の乙一作品に通ずる作品づくりだよね。
久しぶりに乙一ワールドを堪能しました。

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【2013/02/13 10:28 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画『フットルース 夢に向かって』
フットルース 夢に向かって [DVD]フットルース 夢に向かって [DVD]
(2012/09/14)
ケニー・ウォーマルド、ジュリアン・ハフ 他

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【感想】
元版は84年だって。
そっかぁ、そんななるんだぁ。
てことは、まだ生まれてないヒトがリメイク版から入るってこともあるんだろうなぁ。
ストーリー的に古びたものではないので、現代に置き換えても、ぜんぜんつかえる内容なのでよかったです。
元を知っているので、ああ、こいつ、今は亡きクリス・ペンが演じてたんだよなぁ、とか、ダイアン・ウィーストの母親役のほうがよかったなぁ、とか、様々なことを思い浮かべながら観ることができ、それはそれで楽しめました。
最後のパーティーのシーンはわざと前回同様にしたんだろうけど、アレ、よかったです。グッ、ジョブ!

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【2013/02/13 08:50 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書『約束された場所で―underground 2』
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
(2001/07)
村上 春樹

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救いを求めて旅立った若者たちがなぜこんな所に辿り着いてしまったのか? オウム信者徹底インタビュー、河合隼雄との対話によって、地下鉄サリン事件を生んだ「たましい」の暗闇に村上春樹が迫る。
【感想】
上記の説明は、まったくもっておかしい。
「たましい」に暗闇なんてものは、そもそもない。
暗闇があるのは、ニンゲンの知恵のほうで、いわば頭の部分である。
そもそも魂にケガレなどはなく、もっとも純粋なものである。
そんなピュアな魂に、陰日なたなど存在するわけがない。
本書に書かれてあるインタビューされたニンゲンは、現世と折り合いのつかない、ある意味まともなヒトたちがほとんどである。
この世の不浄を見ていることができなくなり、たまたまたどり着いた場所がオウムだった。というふうに誰もが口をそろえていっている。
では、そのヒトたちは間違っているのか?
確かに教団は間違っていた。
集団行動はとかく間違う。それが宗教団体ともなればなおさらである。
けれど、彼らが求めたものに、間違いはあったのだろうか?
間違いだらけの世の中で、間違った人生観をむりやり押し付けられ、精神的にまいって、それでもおまえがわるい、強くなれと強要され、負けたら敗者で使い捨ての廃車のごとく棄てられて、孤独に死んでいくしか、この世に道がないとしたら、あなたはそれを受け入れるのか?
もし、間違いが修行によって修正されるとしたら、そのヒトには幸せなことであって、周りがとやかくいうことではないように思う。
ヒトを傷つけたり殺すのは、たしかにわるいことだけど、多くのニンゲンがすでに自分を殺していることに、いったいどれほどのニンゲンが気づいているのだろう?

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【2013/02/06 14:13 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書『壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別』
壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別 (新潮文庫)壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別 (新潮文庫)
(2007/10/30)
柳田 邦男

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残忍な少年犯罪の続発、効率優先が引き起こした重大事故、相次ぐ企業の不祥事―この国は本当におかしくなってしまったのか?急激なIT化が私たちから奪ったものを徹底検証し、曖昧な故に芳醇だった日本文化再生を訴える。便利さを追求すれば必ず失うものがある。少し不便でも、本当に大事なものを手放さない賢い選択をしよう。ちょっとだけ非効率な生き方を提唱する警世の書。
【感想】
この本に書かれてある内容を肯定するか、あるいは否定するかは、いま自分がおかれている社会的立場によって、ずいぶん意見が異なることであろう。
しかし本書に書かれてある理由はともかくとして、日本人が壊れはじめていることは現実的に事実である。
そこに、ソーシャルネットワークの発達と、そのツールにかかわりをもつ現代人と関連性は絶対に否定できないとわたしは思っている。
たとえば友人をつくろうと思ったとき。
相手に好感をもったり、そのヒトの行動や言動に共感したり、容姿に惹かれたりと、その相手になんらかの好意がある場合がほとんどである。
ところが、ネットのなかでは、まるで興味がない相手に対し、友人付き合いを希望する者がいる。
自分が相手に対して興味を感じていないのに、自分に興味をいだいてほしいと思う輩が、このネットの海にはなんと多いことか。
そんな相手の感情を無視した一方的な友人関係を望むものは、ケータイ&ネットがなかった時代には、おそらくいまより少なかったはず。
今後、壊れたコミュニケーションは増幅はしても、減少することは少ないだろう。
ツィッターの扱いは、間違えばまそにその増幅器である。
正直いって、まともな仕事をもっているニンゲンが、一日に何千人ものつぶやき(複数回数&時間無制限)をフォローできるとはとても思えない。
ここからも屈折した犯罪は起きうるのだ。

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【2013/02/06 13:43 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書『くちびるに歌を』
くちびるに歌をくちびるに歌を
(2011/11/24)
中田 永一

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拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。
【感想】
いつの時代の青春小説!? っていいたくなるくらい、青い。
読んでいて気恥ずかしくなるところが多々あるけれど、これってやはり普遍だよなぁ、と納得させられる。
あなた、ほんとうに乙一さん? ですよね。
ミステリ要素をほぼとりはらったような今回の作品だけど、最後の最後に、嗚呼、あそことここは、こう結びつくのかぁ。って箇所があって、ある意味ホッとしました。
そうでなければ、まったく彼らしくない作品といってもいいでしょう。

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【2013/02/05 11:30 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
マンガ『G戦場ヘヴンズドア』
G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)
(2003/03)
日本橋 ヨヲコ

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G戦場ヘヴンズドア 2集 (IKKI COMICS)G戦場ヘヴンズドア 2集 (IKKI COMICS)
(2003/03)
日本橋 ヨヲコ

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G戦場ヘヴンズドア 3集 (IKKI COMICS)G戦場ヘヴンズドア 3集 (IKKI COMICS)
(2003/09/30)
日本橋 ヨヲコ

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【感想】
久しぶりに、血反吐を吐きながら、作品をつくってみたいって気持ちにさせられました。
なにかに対して必死になることを忘れているヒトにオススメ。
おしむらくは、登場人物のキャラが極端に変わるところかなぁ。

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【2013/02/05 11:22 】 | 2013年のお気に入り | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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