ひとりごと
【文藝春秋書誌ファイルより】 昭和8年、学習院に通う令嬢・花村英子とその運転手・別宮みつ子、才色兼備で武道にも秀でたスーパーウーマン〈ベッキーさん〉が活躍するシリーズ第2弾です。 建築家・乾原が作った末黒野邸に招かれた英子。一面がステンドグラスに彩られていたその家の、天窓を突き破って、男の死体が落ちてきた。果たして自殺か、事故か? 第1作『街の灯』で謎に包まれていたベッキーさんの出自も明らかに。戦争へと向かう時代の暗雲を感じさせつつ、謎解きの醍醐味と、繊細な北村ワールドを堪能できる傑作です。 【評価】 ☆☆☆☆ 【感想】 またもや北村マジックにやられた。 北村先生の本を読むのは難しい。いや、内容が難しいというのではなく。 ふと気を抜くと、なんだ、ただの知識の羅列か?とも思える文章。 ところが、そこに散りばめられた小さな破片が、伏線だったり手がかりだったりするわけで、読んでいて息がぬけないのですごく疲れる。 しかも、このベッキー・シリーズ。 これは「私と円紫シリーズ」のように、日常の謎だけかと思いきや、いきなり最後の“玻璃の天”でズドンと殺人事件。 それでもって、最大の関心ごと(ベッキーさんの謎)が明かされる。 なんだかなぁ……けっきょくいつも最後の最後でズドンとくる。 そういえば、『夜の蝉』でもそうだったよなぁ。 |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 イッセー尾形の一人芝居のコントを観ているようだった。 ていうか、眉つば。 昭和天皇が実際どうだったかは、知る由もないのでなんとも言えないけど、皇后はあきらかに違うだろうソレ。 桃井にしか見えないって。 |
僕の名前は兎丸エイジ、17歳。父親は不在、奔放な母親と腕白な異父弟・ヒロトとの3人で平凡な生活を送ってる。毎日炊事、洗濯、ゴミ捨てと家事全般をこなす高校生が「平凡」かどうかは我ながら疑問なんだけど。ある日弟のヒロトが病気で倒れたのをきっかけに、僕の「平凡」な日常は少しずつ崩れてきて…。 【評価】 ☆☆☆ 【感想】 誰、今「もう十分悪党じゃん!」って思ったヒト? 簀巻きにして東京湾放り込むよ。 久しぶりに笹生陽子氏の本を手にした。 凡庸とした高校生活送るなかで、少しずつ日常が変化してゆくところが面白く読めた。 メリハリはないが、これにメリハリなどをつけてしまったら、くだらないテレビドラマのシナリオのようになってしまうだろう。 これは、これでいいのだ。そう思った。 |
【評価】 ☆☆☆☆ 【感想】 2年前だったかのアカデミー賞各賞にずいぶんノミネートされてたようだけど、何故受賞しなかったかが判ったような気がした。 救いのない映画ってやっぱねぇ……。 |
【評価】 ☆☆☆☆☆ 【感想】 つい最近書いた拙作『A(エース)殺…』を書くにあたって、ブルースについてかなり調べた。(事実、物語とは無関係だけど、彼の名前も登場する) この映画では、ジャズのサックスフォン・プレーヤーとして描かれているけど、元々はブルースの楽団にいた人物だった。 享年34歳。医師が65歳と診断したことは有名である。 クリント・イーストウッド監督もすばらしいが、やはりこの映画の魅力はフォレスト・ウィテカーの演技力につきると思う。 演技力だけでいったら、デンゼル・ワシントンやウィル・スミスなど及びもしないだろう。 チャーリー・パーカーについて詳しくしりたいヒトは(英語)、 【Bird Lives】←ここをクリック。 大まかなことは(日本語)、 【チャーリー・パーカー】←ここ。 |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 映画自体は悪くない出来だったと思う。けど、全体的に惜しい。 一昔前のトレンディー・ドラマの悪影響を喰ったような、スタイリッシュなセット(とくに部屋。ありえねー!)はどうかと思う。 それと、最後のシーンでせつなくさせたいんだったら、もっと主人公に魅力もたせないとね。同情させるだけでは、最後にグッとこないと思う。 |
兄弟は自殺・失踪し、暗い血の流れに戦きながらも、強いてたくましく生き抜こうとする大学生の“私”が、小料理屋につとめる哀しい宿命の娘志乃にめぐり遭い、いたましい過去を労りあって結ばれる純愛の譜『忍ぶ川』。読むたびに心の中を清冽な水が流れるような甘美な流露感をたたえた名作である。他に続編というべき『初夜』『帰郷』『團欒』など6編を収める。 【評価】 ☆☆☆☆ 【感想】 ま、昭和35年の芥川賞受賞作だかね。当時の時代背景とか考えながら読んであげないと。 といっても、これって、相当昔の男性がもつ女性の理想像だよなぁ。 女とはこうあってほしい……みたいな。 現代女性には理解不可能かも。 |
【評価】 ☆☆☆☆☆ 【感想】 久しぶりにゲラゲラ笑いました。 面白い! ていうか、シナリオがよくできてる。 永瀬正敏君にこの手のキャラ演じさせたらハマリますねぇ。 戦争映画ではなく、戦争という背景があるからアリエル恋愛ドラマ。 お薦めです。 |
【評価】 ☆☆☆☆ 【感想】 しばらく眠っていた、わたしの闘魂に火がつきました。 だからどうするってわけでもないんですけど。 |
【感想】 なんじゃこりゃー!? オンナだらけの地球防衛軍? なんかセブンって、新しくなるごとにヘンテコなストーリーになるよね。 てか、ミョーなヒューマニズム的宇宙人話はぜったいヘン。 あきれたのか森次晃嗣氏も、とうとうナレーションだけになっちゃったし。 はぁ〜、10/5のウルトラセブンXってどうなってしまうんだろう? ていうか、これ以上幻滅させないでほしい。 |
【評価】 ☆☆☆☆☆ 【感想】 なんだコレー!? このマンガはヤバイ。マジで。 プンプンって主人公(鳥?)が現実世界にフツーに居るのはよいとしよう。 川上弘美の神様もそうだし、あいばくりす氏の「くんくん少年と…」もそうだったし。 でも、このマンガはなんだ? 解説不能。 でも面白い。 だけど、どこが面白いのかが説明できない。 何なんだコリャー!? |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 ネタとしては面白い。 『かごめ食堂』が面白かったので、今回の映画『めがね』を観にいこうかどうしようか迷っていた。 それでこの映画を観たわけだけど、益々どうしようか迷ってしまった。 |
【評価】 ☆☆☆☆ 【感想】 もう、これの文庫が出てるのね? 『破璃の天』を読むために再読。 これで、やっと読める。 しかし、忘れてるもんですねぇ。てか、頭悪すぎ。 てゆーかぁ、北村先生、間空けすぎ。 でも、面白かった。謎解きがというよりも、やっぱミステリ作家にはあるまじき文章表現力。これがいい。 わたしが選ぶ“センセイにしたい作家”ベスト3の第一位。それが北村先生。 ちなみに第二位はまいこ。(あ、省略しすぎ?瀬尾まいこ)てか、一応本物の先生だけど。 そして、第三位弘美ちゃん。あ、でも川上弘美は化学の先生だったのでこの順位。(得意じゃなかったんです、化学) さ〜て、気合入れて『破璃の天』読むぞぉ。(でも、読むと凹むんだよなぁ、いつも。そして暫く文章書けなくなる。あ、日記は書くけどね) |
全国の居酒屋を制覇した達人・太田和彦が、もっと贅沢な居酒屋の愉しみを求めて再び旅立つ―。東京から東北へ、横浜から大阪へ、訪ね歩いた古き良き居酒屋には、人を酔わせる歴史があり、歌があり、物語があった。さらに創業八十周年を迎えた「シンスケ」始め名居酒屋ひしめく東京下町では、伝統を受け継ぐ若手が育っている。文庫書き下ろしエッセイも入った上級者向け居酒屋案内。 【評価】 ☆☆☆☆☆ 【感想】 太田先生に同行して遊んでいる気分。 はぁ〜、酔っぱらったなぁ今日も。 合わせて、
この写真集と、(明治42年の心斎橋と大正14年の戎橋の写真が最高!背景のアサヒビールの文字が“ルービヒサア”になってるのが渋い)
の、「マグロのすごさ」を読むことをお薦めする。 >塾長 今度、四谷荒木町の“寿司金”連れてって!(わたしのお小遣いではいけないので) |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 無理やり2時間程度の映画にしてしまうには、このやり方しかないよね。 といっても、内容はやっぱメロドラマなので、これでも別にいいけど。 でも、こんな浅ーい内容だったっけ? |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 結末が誰でも予想がついてしまう映画なのに、面白い。 一番いいのは、頭突きのジ○ンが出演してること。 最近、試合中に多いんだってね、頭突き攻撃で退場になる選手。 |
進藤宏。40歳。新作が描けなくなった絵本作家。フリーライターの仕事で生計を立てる進藤は、さまざまなひとに出会う。破滅の時を目前にした起業家、閉園する遊園地のピエロ、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感をなくしたエリート社員…。進藤はスケッチをつづける。時が流れることの哀しみを噛みしめ、東京という街が織りなすドラマを見つめて―。「今日」の哀しさから始まる「明日」の光を描く連作長編。 【評価】 ☆☆☆ 【感想】 読んでいて、そうとう辛くなる。 現実的に、有る在るって話なので、物語のようでいて写実的な東京の絵を観ているような感覚がおこる。 出てくる登場人物は、全員不幸で、後ろ向きだったり、ときには、光もささないまま死んでゆく。 かなり実験的な小説だが、読後感は、何かが残った。 現在、中年期のヒトにオススメ。 |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 2003年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞作。 結局、あの不可解な謎はいったいなんだったんですかねぇ? といっても、外国映画だからみな許すんでしょうね、あの内容で。 日本だったら、どう言われることやら。 ま、これぐらいセンスがある監督って、実際いないけどね。 でも、最後のオチは、どうしても作り手の言い訳だよなぁ。 あ、日本に居た。こういうセンスの持ち主。 塾長!あんただ。早くメガホン握れ! |
【評価】 ☆☆☆ 【感想】 隠れキリシタンをモチーフとしているけど、これは今やるとアウト。 時代劇とはいえ、かなり偏見だらけ。 だいたいにおいて、主人公のヒーローからして偏見に凝り固まっているって……。 パッケージ見ると、怪しすぎるけど、まあ、今回はその為に観たんじゃないし。(自己弁護) 市川雷蔵の酒を飲むシーンが見たかっただけ。 それで、たまたまBS2で放映されたから。 フムフム、ああやって飲むのねぇ。 ___φ(゚ー゚*)フムフム___φ(。_。*)カキカキ |
【評価】 ☆☆☆☆☆ 【感想】 今回は、笠智衆の酒の飲み方に注目した。(太田先生が、とある本で紹介してたから) 次男の嫁、原節子から酌を受けるシーン。 すばらしい! だけど、他のシーンでも、彼の飲み方は美しい。 それと、あの杯がいい。グイ飲みではなく、あの逆三角形の幅広の口。あれが欲しい。今度どっかの骨董品屋でみつけよう。(太田先生の真似) あ、なんか映画の感想になってないなぁ。 ま、これが名作じゃない。っていうヒトはいないだろうから構わないか。 さて、今度は眠狂四郎の映画でも見てみるかな。(太田先生が、もっとも好きな飲み方をするという市川雷蔵のシリーズを) |
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