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読書34『白骨の語り部』
白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理
鯨 統一郎 (2006/03)
中央公論新社

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作家・六波羅一輝は大ヒットしたデビュー作以降、小説が書けないでいた。ようやく、柳田国男の『遠野物語』で有名な、岩手県の遠野に伝わる民話に新作推理小説の着想を得た彼は、新米女性編集者・北村みなみとともに取材に向かった。しかし、遠野で待ち受けていたのは―女性の白骨死体。警察に知らせようと焦る一輝とみなみだが、山中で迷ってしまう。偶然、猿村という山村に辿り着き、大きな屋敷に飛び込んだ二人だが、住人たちも娘が帰らないと心配しているところだった。そして、警察の捜査により白骨死体の身元が特定された。それは屋敷に住む、謎めいた昆家四姉妹の次女・有希子。だが、有希子が失踪したのは数日前で、白骨は死後一年は経過している…。被害者は本当に彼女なのか!?白骨が語る、呪われた旧家・昆家と惨劇の真相とは。


【評価】
☆☆☆☆
【感想】
ミステリのファンには、面白くないんだろうなぁ。
アマゾンのカスタマー・レビューでも相当叩かれてるし。
トリックや真相は、途中半分も読めば解るヒトには解る。
でも、この作家の本を読むときに、それを問題視してはいけない。
無駄な話が多いと言われても、この著者は無駄話が好きなのである。
持ち味が、無駄話とこじつけなのだから、それを抜きにしてしまったら、鯨氏の魅力はどこにもなくなってしまうことになってしまう。
だから、本格好きの推理小説オタは読まないほうがいい。
頭が疲れているときに、サクサク読める、つまりボーっと考え事していても読める(推理小説にそれはないだろうと思われるだろうけど)言わばナチュラル・イージー・リスニング的小説なのである。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2007/05/31 10:49 】 | 2007読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
映画66『誰も知らない』
誰も知らない 誰も知らない
柳楽優弥 (2005/03/11)
バンダイビジュアル

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【評価】
☆☆☆☆☆
【解説】
都内のアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。だがある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、長男に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供だけの暮らしが始まったのだが…。『ディスタンス』『花よりもなほ』の是枝裕和監督が、1988年に東京で実際に起きた子供置き去り事件をモチーフに、子供たちの生活をセミ・ドキュメンタリータッチで描いた作品。04年のカンヌ映画祭で長男役の柳楽優弥が、カンヌ史上最年少で最優秀男優賞を受賞した。
【感想】
フツーだったら、ムチャクチャ重い映画になるだろう素材。
やっぱ、この監督はこうではないと。
ガス、電気、水道まで止められ、その日の食べものにも困っているような状態。
しかし、子どもたちならではの、知恵とたくましさで生きていく姿は感動的である。
ただ、突き落として、親のあり方を考えさせるような、ネクラで説教くさい映画には、全くといっていいほどなっておらず、遊びや生活を子どもらしい工夫で生きていく姿を観察的に撮っていて、それでいて物語になっており、これはスバらしい映画です。
『花よりもなほ』を観たとき、正直、このヒトもリュック・ベッソンのようになっちゃうのかなぁ?と真剣に心配しました。
どうにか立直ってほしいものです。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/05/30 08:29 】 | 2007映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書33『熱帯魚』
熱帯魚 熱帯魚
吉田 修一 (2003/06)
文藝春秋

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大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。


【評価】
☆☆☆☆
【感想】
ヒトによっては、かなり引くんだろうなぁ的物語。
とくに、女性ウケはしないんじゃないかと思う。
でも、なんていうんだろう、味がある。
このヒトの筆だから、描ける物語って感じかなぁ。
特に「グリンピース」なんかは、オトナ版ライ麦畑でつかまえて、って感じ。
子どもから大人への微妙な成長期を描いた『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は、現代の成長しきれてないオトナに丁度当てはめられる素材だなあ。と思った。
重くもなければ、軽くもない。サクっと読めるけど、奥が深い……ってわけでもないけど、センスがいい。
なんか、よく判んない感想になってしまったなぁ。
ま、アホやからゆるして。

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【2007/05/28 07:51 】 | 2007読書 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
芝居2『大人計画ウーマンリブvol.10ウーマンリブ先生』
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今や演劇界のみならず、映画にTVドラマにCMと大活躍を繰り広げるクリエイター、“宮藤官九郎”。 本作は、TVドラマ「タイガー&ドラゴン」「吾輩は主婦である」、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」「木更津キャッツアイ」シリーズなど話題作を連発する宮藤自身が作・演出を務めるユニット「ウーマンリブ」の新作。

96年の第1回公演からほぼ毎年、約1年に1作のペースで行なってきた本ユニットでの公演が、今回で第10回を迎えた。 宮藤いわく「原点に立ち返って“ウーマンリブ”という言葉の本来の意味と向き合ってみようかな、と思ったり思わなかったり歌ったり踊ったり」という本作。どんな展開が待ち受けているか、まず見るべし!

温泉旅館を舞台に、官能小説家と女性解放運動家が入れ替わって生活を始めるというストーリーのもと、爆笑に次ぐ爆笑の展開!

大人計画の主宰、鬼才・松尾スズキと、劇団☆新感線の古田新太の豪華な競演も見どころです。


【評価】
☆☆☆
【感想】
やっぱ、笑いって難しいなぁ。
意図してないところで、客ウケがよかったり、狙ってコケたり。
センスのあるヒトじゃないと、大変だなぁ。しかも、シモネタでしょ?と正直思った。
とことん下品なこの感覚って、日本人にしかウケないよなぁ。
おバカな下品とも違うし、英国感覚のオゲヒンとも違う。
好き嫌いを別にして、ま、さすがクドカンといったところでしょう。

【2007/05/27 13:35 】 | 2007芝居 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書32『まほろ駅前多田便利軒』
まほろ駅前多田便利軒 まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん (2006/03)
文藝春秋

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【出版社 / 著者からの内容紹介】
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
第135回直木賞受賞作(135回は森絵都の『風に舞いあがるビニールシート』とW受賞でした)


【評価】
☆☆☆☆☆
【感想】
面白い!
抜群のセンス。


「おまえの意見を聞きたい」
    途中省略
「犯罪に加担しているやつを見かけたら、おまえどうする」
「放っとく」
「そうか」
「うん」
 会話が途切れた。行天がおずおずと、「それだけ?」と聞いた。
「ああ」


最高!面白杉!!
これはミステリ好きのマニアにも、楽しく読める本。
我はパズラー必読。
いやマジで。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2007/05/24 19:32 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
芝居『哀しい予感』
kanayoka.jpg

明るい典型的な中流家庭で幸せな生活を送る平均的な少女・弥生(市川実日子)。幼い頃から幾度も不思議な予感を感じながら、19歳の夏、彼女は一軒家に住むエキセントリックな音楽教師の叔母・ゆきの(藤井かほり)のもとへ導かれるように向かう。そこで向き合うことになったのは、誰からも知らされていなかった自分の真実の過去、失われた子供時代の記憶だった。そして、叔母と信じていたゆきのと自分との、本当の関係を弥生は知る。 物語は途中から、血のつながらない弟・哲生(加瀬亮)と、失踪したゆきのを探す旅へと空間をダイナミックに移動しながら展開していく。思い出そうとすればするほど遠のいてしまう大切なことを、静かに受け止めて未来を生きるために…。時間と記憶の軸がゆるやかに絡み合いながら、切なさや喪失感、家族のぬくもりや 親しい者との愛を優しく浮き彫りにしていく。


【評価】
☆☆☆
【感想】
加瀬亮って、馬に乗せたら……
○○似てる。ってことは、どうでもいい。
彼は芝居が上手い。この芝居で唯一光っていました。
ていうか、塚本晋也の演出っていうのが、ちょっと……。
そもそも、セリフか殆どないグロな映画が持ち味の監督に、セリフに頼った芝居は合わない。
だから、最後の市川実日子が記憶を取り戻し、姉と永遠と語る過去の説明科白にはうんざり。
しかも、一応設定上青森の恐山ってことになっているらしいセットは学芸会レベル。
加瀬亮と市川実日子の、手に汗握るシーンが良かっただけに、残念無念の作品となってしまった。


ところで、
よしもとばななの『哀しい予感』や『虹』の表紙を描いた、原マスミの作品集はお薦めです。
こわくない夢―原マスミ作品集 こわくない夢―原マスミ作品集
原 マスミ (2007/04)
新潮社

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哀しい予感 哀しい予感
吉本 ばなな (2006/12)
幻冬舎

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虹―世界の旅〈4〉 虹―世界の旅〈4〉
吉本 ばなな (2005/04)
幻冬舎

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【2007/05/23 15:23 】 | 2007芝居 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
読書31『アキハバラ@DEEP』
アキハバラ@DEEP アキハバラ@DEEP
石田 衣良 (2006/09)
文藝春秋

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社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。


【評価】
☆☆☆
【感想】
相変わらず、上手い。
だけど……
この手のキャラ書くときは、気をつけないと。
どのキャラクターをとっても、特殊だから、慎重に書かないとヤバイと思った。
作者がそもそも、オタクを見下しているのならば、成立しないし、吃音や身体的ハンデを持った主人公を描くときは、やっぱり気を使ってほしい。
けっきょく、オタクってのは、この程度だろう。という書き方が、主のメンバー以外に滲みあふれているのが非常に残念。
小説よりはマンガだね。と思っていたら、マンガ原作にしちゃうし。
アキハバラ@DEEP 1 (1) アキハバラ@DEEP 1 (1)
石田 衣良 (2006/01/07)
新潮社

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石田衣良って、作家というよりも、アコギな商売人というような気がしてきました。


ところで、最近の秋葉原。
先週、パソコンが壊れ、修理に出したのが秋葉原。
久しぶりにアキバ(秋葉原)の空気に触れ、ウキウキしたのと同時に、愕然としました。
ここは何処?
昔のアキバを知っているわたしは浦島太郎。
東芝PC工房も、以前はサトームセン本店の裏手の路地にあったのが、なんと内緒で蔵前橋通りに引越し。
お陰で、向こう方面の裏アキバを楽しんでしまいました。
裏アキバ。
たとえば、そこには食玩やフィギュアの専門ビルは当然のようにあり、メイド美容室なんて名の美容室があったりするのがマニアにはたまらないのでしょう。
しかし……
わたしは寂しい。
たとえばアキデパ(アキハバラ・デパート)の横に以前は、屋台、その後店舗らしきものに変わったラーメン屋「みすず」は何処へ行ってしまったのでしょうか、タヌQさん?
ヤッチャバが消えICHIなんて、巨大な建物が出来、三菱銀行は消え、嗚呼、昔のアキバが懐かしい。
美味しそうなラーメン屋がいくつも出来たのは、働いている者には嬉しいことなんだろうけど……ほんと、「みすず」の行方、知ってるヒト、教えてください。
紹介はされてませんが、このマンガに看板だけ出ています。(以下)
孤独のグルメ 孤独のグルメ
久住 昌之、谷口 ジロー 他 (2000/02)
扶桑社

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【2007/05/23 09:33 】 | 2007読書 | コメント(5) | トラックバック(0) | page top↑
読書30『魚のように』
魚のように 魚のように
中脇 初枝 (1997/10)
河出書房新社

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優等生の姉が、男と出奔した――。親友・君子さんの恋人を奪い、捨てた姉。後を追うように家を出た弟。四万十川のほとりを舞台に青春の光と影を描き、全選考委員の絶賛を浴びた第二回坊ちゃん文学賞大賞受賞作。著者十七歳のデビュー作!


【評価】
☆☆☆☆
【感想】
謎の文学賞、坊ちゃん賞。
この作品はすごい。
17歳ということで、ハァ、また今はやりの「若いオナゴにあげるで賞」かぁ、と思いきや、ビックリこんこん。驚いた。
久しぶりに、純文ぽいやつを読んだ。
物語のトーンは、どっぷり暗いのだけど、作者の観察眼はすばらしい。
表題の他に、「花盗人」が一遍入っているが、これは二つで一つの作品だと思った。
これを「巣立ち」と早坂暁氏、解説していたけど、わたしが思うに、脱皮だと思う。
けして、まだ巣立ってはいない、主人公は、自分という若い衣を脱いだにすぎない。
「花盗人」の以外な結末には、ギャフンと打ちのめされ、ある意味感動した。

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【2007/05/22 10:54 】 | 2007読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
映画65『パープル・バタフライ』
パープル・バタフライ パープル・バタフライ
チャン・ツィイー (2006/07/21)
角川エンタテインメント

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【評価】
☆☆☆
【感想】
重い!
な~んかなぁ……
チャン・ツィイーが、煙草ばかばか吸って、拳銃うちまくってるって、どーよ?
仲村トオルは、なぜかずっとスカシっぱなしで、それって、Vシネのノリ?みたいな。なんかそんなスナイパー物で、同じ演技してたやつあったでしょ?
ウムムム……ムズカシイです。この映画。

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【2007/05/19 10:17 】 | 2007映画 | コメント(2) | トラックバック(1) | page top↑
読書29『土曜日の夜』
土曜日の夜 土曜日の夜
光山 明美 (1994/10)
マガジンハウス

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「このあたりは住民票だの面倒な手続きなく入居できるマンションだらけ。年齢も国籍も性別さえわからないお隣さんが次々と入れ替わる…」。大阪を舞台に描くエネルギッシュな青春群像。第3回坊っちゃん文学賞受賞作。
【評価】

【感想】
そもそも、物語がないので感想らしいことがいえない。
たとえば、それは、誰か知らないヒトのうわさ話を、喫茶店で無理やり聞かされたような感じで、興味がなければ、まったくつまらない。
水商売で、接客しているわけではないので、作者の愚痴を永遠に聞かされるのは苦痛がともなう。
視点が面白いなぁ。と思ったところが、数箇所あったけど、それだけ。
その場その場の思いつきで、語られるような、物語の進行に、後半から読むのが辛かった。
タイトルも、まったくもって意味不明。
坊ちゃん文学書。
更に謎が深まる。

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【2007/05/18 15:22 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書28『映写機カタカタ』
映写機カタカタ 映写機カタカタ
吉増 茂雄 (1999/04)
マガジンハウス

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あの人の笑顔が見たい。だから映画を作るんだ。文句あるか!8ミリ映画の自主製作現場に飛び込んだ無鉄砲な『ぼく』と『彼女』のラヴ・ストーリー。松山市主催第5回『坊っちゃん文学賞』大賞受賞作。
【評価】
☆☆☆
【感想】
お!男のヒトも獲っているんですね、坊ちゃん…。
やっぱり、男のヒトが書くとこうなるか?的本。
8ミリのウンチクは別に読んでて、あまり面白くはなかった。自主制作マニアには、どうかわからないけど。
というよりも、主人公である「ぼく」がほとんど動かない。
「彼女」の方が、主人公的な葛藤があり、これって、よくある、巻き込まれ型無個性主人公だなぁ。
ま、いい意味でセイシュンしたたけどね。

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【2007/05/17 15:07 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書27『Power up Your Life』
パワー・アップ・ユア・ライフ―力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則 パワー・アップ・ユア・ライフ―力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則
アルボムッレ・スマナサーラ (2007/02)
サンガ

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【評価】
☆☆☆
【感想】
この人(アルボムッレ・スマナサーラ)って、塾長の先輩なんですね。
…………。失礼しました。なんの意味もありません。
カルマの法則に興味のあるヒトにはお薦め。
輪廻転生が信じられないヒトには、お薦めしません。
でもなぁ、ちょっと他の宗教を差別するようなこと書かれたあったので、ちょびっとがっかり。
まず類似性を挙げて、違いを書かないとね。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2007/05/17 15:00 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書番外『コーヒーもう一杯Ⅲ』
コーヒーもう一杯 III (3) コーヒーもう一杯 III (3)
山川 直人 (2007/04/25)
エンターブレイン

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【出版社/著者からの内容紹介】
大きな話題を呼ぶ、コーヒーを巡るセンチメンタルな物語集、待望の新刊!
すべての、甘くほろ苦い人生に捧ぐ…。新聞・雑誌・テレビと、各メディアで絶賛を呼び続ける、コーヒーを巡る物語たち。漫画界の吟遊詩人が心を込めて贈るアロマ香る絶品のエピソード集、待望の第3巻。
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
この第一巻を読んで、ネルドリップ方式に変えた(休みの日だけ)というぐらい、わたしに影響を与えた本。
あいかわらず、独特の雰囲気と味わいが深い。(喩えるならば、マンデリン?)
でも、一番最初の方が、個人的には好きかなぁ。

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【2007/05/17 14:50 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書26『卵の緒』
卵の緒卵の緒
(2002/11)
瀬尾 まいこ

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捨て子だと思っている小学校4年生の育生、妙ちきりんな母親、そのとぼけたボーイフレンド、不登校の同級生、血の繋がらない親子を軸に、「家族」を軽やかなタッチで描く。坊ちゃん文学賞大賞受賞作に書き下ろし1編を収録。


【評価】
☆☆☆☆☆
【感想】
坊ちゃん文学賞の正体がわからなくなり、再読。
やっぱすごい。
まいこ、きみはタダモノではない。
て、フツーの中学校の先生なんだけどねぇ。

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【2007/05/17 14:45 】 | 2007読書 | コメント(2) | トラックバック(1) | page top↑
読書25『三度目の正直』
三度目の正直 三度目の正直
浅井 柑 (2004/12/17)
マガジンハウス

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【出版社 / 著者からの内容紹介】
著者は、表題作で第8回坊っちゃん文学賞大賞を受賞した、19歳の大学1年生。女の子しか好きになれない女の子と、その秘密を唯一知っている幼馴染の男の子。高校2年の修学旅行で、彼女はついに思いを寄せる女の子に告白しようとするが…。「ジェンダーの不安定な世界を息を詰めて走り抜けてみせた、類例のない作品」と、中沢新一氏も絶賛! 他1編収録。

【評価】
☆☆☆
【感想】
うんと、どうなんでしょうコレ。
なんか、ライトノベルっぽいような、身辺雑記のような。
要するに、日記?みたいな。
どうなのかなぁ。
坊ちゃん文学賞。
ますます判らなくなりました。

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【2007/05/17 14:39 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画64『ワイルド・アット・ハート』
ワイルド・アット・ハート ワイルド・アット・ハート
ニコラス・ケイジ (2003/06/27)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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【評価】
☆☆
【感想】
考えてみたら、この90年代初めの頃の映画って、ろくでもない映画ばっかりだなぁ。
こんなんだから、アメリカは病んでしまうんだ。
デイヴィッド・リンチ。
嫌いな監督じゃないんだけどね。
今あらためて観ると……。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/05/17 14:24 】 | 2007映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画63『アリゾナドリーム』
アリゾナ・ドリーム アリゾナ・ドリーム
ジョニー・デップ (2006/09/21)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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【評価】
☆☆
【感想】
デップ若ッ!
それだけ。
ヘン○イ・ナルシスト・ギャロも若ッ!
て、それだけ。
92年のフランス映画なんだそうです。
え、そうなの?
ていうか、壊れてますね。

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【2007/05/17 14:19 】 | 2007映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画62『ウォレスとグルミット』
やっと、無事パソコンが直りました。
日記が溜まっているので、簡単にダダダといきます。
ちなみに、パソコンは埃に弱いようです。(冷却ファン交換するだけで、1万6380円もとられました。

ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー
萩本欽一、 他 (2004/07/28)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ウォレスとグルミットのおすすめ生活 ウォレスとグルミットのおすすめ生活
ニック・パーク (2003/05/28)
アニプレックス

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ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ! ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!
萩本欽一、 他 (2004/07/28)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ウォレスとグルミット ウォレスとグルミット、危機一髪! ウォレスとグルミット ウォレスとグルミット、危機一髪!
小原乃梨子、萩本欽一 他 (2004/07/28)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! スペシャル・エディション ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! スペシャル・エディション
ニック・パーク、 他 (2006/08/11)
角川エンタテインメント

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【評価】
☆☆☆
【感想】
よく観たなぁ……
と我ながら感心。
でも、これが『ハウル…』より面白かったかというと。
ウムムム……なのである。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/05/17 14:11 】 | 2007映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
お知らせ
パソコンが壊れたので、暫くお休みします。
【2007/05/12 10:35 】 | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書24『ゆくとし くるとし』
ゆくとし くるとし ゆくとし くるとし
大沼 紀子 (2006/11/22)
マガジンハウス

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【出版社 / 著者からの内容紹介】
年末、久しぶりに帰省すると、そこには母と、オカマがいた。そんな予想を覆す我が家の風景に違和感を覚えながらも、閉じこもりがちな感情が、明るくたくましいオカマのお姉さんと、母のいつもと変わらぬ愛で、少しずつ開いていく・・・。第9回坊ちゃん文学賞大賞受賞作。
【感想】
前回の坊ちゃん文学賞の大賞作品ということで、読んでみた。
この賞は、まいこ(瀬尾まいこ)の『卵の緒』が第七回の受賞作品である。
まいこの、作品があまりにもレベルが高かったので、これは難しい賞なんだと、頭から決め付けていた。
しかし……
え、この程度でいいの。と思ってしまった。
そういう言い方をすると、作者に大変失礼な言い方なのだけど、どうしても、まいこと比べてしまって。
つまり、あれね。
まいこって、ベッカム(別格)なのね。


あ、また、感想になってない。
ヒトの作品で、まいこ誉めてどうすんねん?

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【2007/05/10 20:57 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書23『温室デイズ』
温室デイズ 温室デイズ
瀬尾 まいこ (2006/07)
角川書店

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【出版社/著者からの内容紹介】
今最注目の作家が贈る、痛くて沁みる極上青春小説。
トイレでタバコが発見される。遅刻の人数が増える。これらの始まりの合図に教師たちはまだ気づかない。私たちの学校が崩壊しつつあることを。私には一体何が出来るのだろうか……。心に染みる極上青春小説。
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
読み始めの段階では、☆が二つだけだった。
なんで、こんな使い古された素材なんだろう。が第一印象だった。
しかも、シゲマッチャン(重松清)が、散々書いてるし。と思った。
だけど……
結末に向かうにつれて、評価がズンズン…ズンズン…ズンズンズンズンズンズン、タララー♪とまるでジョーズが迫ってくるように、気分が盛り上がった。
さすがはまいこ。
今、わたくし的に、もっとも注目する学校の教師。(作家じゃないのかぁ?)
単行本で、全作品揃えている、数少ない作家。
やっぱ、まいこはすごい。
国語の先生で、習いたいタイプの先生、第二位。(一位じゃあないのかぁ?)
すみません。一位は北村薫先生です。


あれ?
感想になってないなぁ。
ま、いっか。


PSまいこさん(京都のではなく)
4048735837_l.jpg

手書きのポップありがとうございました。

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【2007/05/10 20:49 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
映画61『日本沈没』
日本沈没 スタンダード・エディション 日本沈没 スタンダード・エディション
草ナギ剛 (2007/01/19)
ジェネオン エンタテインメント

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【評価】
申し訳ありません。評価できません。
【感想】
ひどい映画だった。
どこもかしこも、なってない。
映像的にも、どっかで見た映像、まんま。
『ディープ・インパクト』(馬ではない)あり、『アルマゲドン』あり。しかも、相当にしょぼい規模の映像で。
火の玉のシーンもしょぼければ、津波のシーンもなってない。
建物崩壊シーンも、それで終わりかい!って感じ。(やるなら、その土地のシンボライズを徹底的に、しかも印象的に破壊してほしかった。ハリウッド文字とか、キャピタル・レコードのビルとかみたいに)
地上がドンドンドン。って爆発していくシーンは、もう見飽きてるのに、もうええかげんにしなさい!って感じ。


でも諸悪の根源は、やっぱスパイダーマンシリーズのハリー・オズボーンの執事……いやいや、登場人物全員でしょう。
つまり、シナリオ的に最悪。
ニンゲンが全く描けていない。
ただ、日本を沈没させる進行上、出てくる出演者たち。って感じ。
ドラマはない。ドラマらしく、恋愛とか、無理やり入れてるけど、はっきり言って、草薙君と柴咲のシーンは、早送りしました。


もう少し、パニック映画の研究してから、撮ってほしい。
『ディープ・インパクト』(タケユタカは関係ない)でも、壊れた親子関係が和解し、最後と時を迎える瞬間、親子ふたりだけが、津波の前に立っていて、娘の一言「ダーディ……」
これが、津波をただの津波のシーンにしていない、ドラマのための映像なはず。
『日本沈没』のように、無駄に逃げ回るエキストラよりも、このふたりだけで、とてもいいシーンを作っていたと思う。(逃げ回るエキストラって、つまり主役が自然現象になっちゃうわけね。それって、ドキュメンタリーでしょ。パニックが起きてる最中は、主役がニンゲンじゃなきゃ。ひたすら走って逃げるトム・クルーズ(『宇宙戦争』)みたいな)
おバカ映画『アルマゲドン』だって、そういう意味では、人物をちゃんと作っている。
地球が危機にさらされていても、娘のボーイフレンドに腹を立てた、親父(ブルース・ウイルス)が、男を追いかけまわす。なんて、けっこう笑えるし、そういうシーンを絡めて、人物を最終地点へと誘導するわけであって、そんな娘想いの、いわゆる人間的(あざとい手法ではあるのだが)な父親が、最後犠牲となって、地球を助ける。だから感動するわけであって。
『…沈没』に出てくる登場人物には、全くといって魅力が感じられず、ぶっちゃけ、君達の犠牲には、なんの感慨もおきません。という感じになってしまう。
大体において、草薙君と柴咲が、何故恋愛関係になったのかが、いまいち判らない。
塾長が「柴咲、レスキュー隊員のくせに、髪が長い」と指摘したことも、そうだけど、てか、長すぎ。腰まであるし。
それより、彼女のあの、とってつけたようなエピソード。あれ、面白くない。
あの救われた子どもも、ストリーに全然生かされてない。


塾長は優しいので、シュミレーション映画と喩えていたけど、これはそれ以下としか思えない。


はぁ~、次回、フジオカヒロシ主演で、もう少しまたもな沈没が見たいものです。



おやぁ、イロジロちゃん、いろいろつくりましたねぇ?
【クマルのお料理教室】は、
ここ↑。

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【2007/05/09 09:06 】 | 2007映画 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
映画60『ロッキー・ザ・ファイナル』
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原題:ROCKY BALBOA
【評価】
☆☆☆
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【感想】
原題がROCKY BALBOAなんだから、そのままでいいじゃん。
なんで、ザ・ファイナルなんでしょう?
ていうか、ほんと、このザ・ファイナルってフレーズ好きだよね、日本映画界。
ロッキーは、70になっても、個人的にはリングにあがってほしい。
もう、こうなったら、誰がなにいっても、笑っても、応援しちゃう。
でも『ランボー』は止めて!もう戦争とかしなくていいから。


ではダイジェストを絡めて。
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ほら、走りたくなるでしょ?
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でもって、猪木?
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やるき満々です。
てか、60過ぎて、この腹筋。
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団塊の世代っていうか、そこら辺のオジサン、もっとがんばりましょう。
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そりゃね、あの“3”とか“4”とか、スペシャリストのころみたいな、ナルシスト系の身体じゃなくなっちゃったけど。
胸の筋肉とか、衰えちゃってるし。
昔、注射とか使いすぎたんじゃない?
それでも、あのぶっとい腕はすごい!
でも、生卵はやめてぇ!

やっぱ、ロッキーはリングの上が似合いますね。
次は是非、マイク・タイソンとお願いします。



ここで、スペシャル・リンク。
スタローンのインタヴューなど、DVDの中身をチラリズム。
『Rocky Balboa (2006)』
↑こっからどうぞ。

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【2007/05/08 09:07 】 | 2007映画 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書22『特別料理』
特別料理 特別料理
スタンリイ エリン (2006/07)
早川書房

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【内容】
そのレストランで供される料理は、何物もおよばない美味だった。だがその美味の秘密とは…。表題作ほか、あなたの身辺に思わぬ形で潜む、恐怖の影を描き出す全10編を収めた短篇集。
【著者略歴】
1916‐1986。ニューヨーク生まれ。大学卒業後にさまざまな職業を経験しながらその傍ら小説の執筆をし、1947年に《EQMM》誌の第3回短篇コンテストで特別賞を獲得した「特別料理」で作家デビュー。その後も『EQMM』誌の年次コンテストで入賞を続け1955年と1957年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀短篇賞を受賞するなど短篇の名手として知られている。一方、1959年には『第八の地獄』でMWA賞最優秀長篇賞も獲得、1981年には同巨匠賞も受賞した。


【評価】
☆☆☆
【感想】
この表題「特別料理」は以前読んだことがあった。
たしか、先輩から借りたんだっけかなぁ?
「これすごいよ、もろミヤケン(宮沢賢治)の『注文の多い料理店』だから」と言われて読んだ記憶がある。
で、今回、友人のタヌQさんが、とある掲示板にカキコしてたのを見て、思い出して再読することにした。
感想は……ヤバイです。それ以上言えません。


いいなぁと思ったのは。
「特別料理」と「決断の時」
手法が同じで、想像させる怖さがある。
つまり、『注文の多い料理店』を思い出していただければ、判りやすい。あんな感じ。
「パーティの夜」もよかったなぁ。オチがいい。そうきたかい?みたいな。
「専用列車」は、シェイマス・スミスの『Mr.クイン』を思いだした。
「お先棒かつぎ」はローレンス・ブロックの傑作集1『おかしなことを聞くね』の「成功報酬」を思い出した。


こうして考えてみると、この手法って、洋物には多いけど、日本の作品にはあまり見られないなぁ。
つまり、倒叙法ってやつ。
読書は、読んでいくうちに、その全貌が想像できるようになっていて、しかし、とうの主人公たちは知らない。みたいな?
だから、読んでいてハラハラするし、ドキドキする。
ローレンス・ブロックの傑作集1『おかしなことを聞くね』には、「食いついた魚」っていう短編があるんだけど、そういう意味では傑作です。


おやぁ……。
色白ちゃんは、ずいぶんと特別な料理を食べてますねぇ?
【クマルの特別料理】
ここ↑をクリック。

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【2007/05/07 08:39 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書21『禅的生活のすすめ』
あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法 あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法
ティク・ナット ハン (2005/02)
アスペクト

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【出版社/著者からの内容紹介】
 「世界の平和は、あなた自身の平和から始まる」---本書は、いま世界で最も影響力を持つ宗教指導者のひとり、ティク・ナット・ハンにが説く、自分自身に、または自分の家庭やコミュニティー、さらには全世界に、争いのない平和が訪れるためにはどうしたらよいのか、そのための心のトレーニングを記した「人生の手引き書」です。
 著者が提唱しているのは、仏教の禅の思想に基づく「気づき」の概念、つまり、すべての行為を意識的に行うということです。家事や食事や会話といった日常のなにげない行為でも、意識して楽しんで行うことで、人々は穏やかな心を取り戻し、諍いや暴力のない平和が築けると説いています。また、その範囲を、家庭・学校・職場・地域・世界へと広げていけば、戦争すら回避することができます。
 その具体的なトレーニング法として著者が勧めているのは、意識的な「呼吸」と「歩行」、そして「瞑想」です。普段から注意深く歩き、また、呼吸に集中することで、有害な感情が取り除かれ、コミュニケーションが円滑になり、これこそが世の中から暴力をなくす基盤となります。
 ベトナムで2度の戦争を体験した筆者の教えは、あらゆる人間関係――友人、パートナー、家族、さらには私たちが選ぶ政治家との関係に至るまで――をよりよいものにするための助けになるはず。また、真の平和を築くことは不可能ではないことが確信できます。本書は、あなたの人生の指針となり、心安らぐ1冊となるでしょう。


【評価】

【感想】
すばらしい!
口でとやかく語るだけの学者とちがうのは、行動と実践があるから。
マザー・テレサもそうだけど、こういう人たちのことは素直に信じられるし、言葉に重みがある。


 哀れみのある行動をいくら語ったり考えたりしたところで、それを実行に移さなければ、色は美しくても香りのない花と同じです。(同書17頁より抜粋)


「自己という牢獄からの開放」(231頁)
 二〇世紀後半の特徴となったのは、個人主義という考えでした。個人、すなわち周囲から切り離された自己のためだけに何かやりたいという願望です。私たちの社会は、名声や富や物質や快楽主義への願望に支配されてきました。その結果、多くの人が精神的伝統や家族を切り捨ててしまいました。権力やセックスや財産を追い求めることしか喜びが見出せないと信じていたら、健全な家族などもてるわけがなく、意思の疎通も望めません。
幸せはモノを消費することからは生まれません。


「真の平和な場所」(272頁)
 修行中の菩薩として私たちが毎日なすべきことは、苦しみを受け入れ、その苦しみを希望や哀れみに変えられるようにすることです。私たちの実践は、ちょうど有機菜園のようなものです。有機菜園はゴミを花に変えることが可能だと知っています。私たちも自分の苦しみや世界の苦しみを堆肥のようなものとして見つめられるようになりましょう。私たちはその泥から、美しく、かぐわしい、理解と哀れみという蓮の花を生み出せるのです。理解と哀れみの花はすでに種というかたちで私たちの心や頭に存在しています。私たちはともに実践して、理解と哀れみの花を育て、その花が日々、私たちの幸せのために、私たちの周囲のあらゆる人々の幸せのために姿を現せるように努力できます。


瞑想は、寺に行かなくても、壁に向かわなくても出来るとハン氏はいっています。
その方法論は本書に全て書かれています。
非暴力をあくまでも貫き、故郷ベトナムから拒絶され、多くの仲間を非暴力がゆえに亡くした、ハン氏の言葉には、真実性があり、言葉を超越した重みがありました。
欧米を活動の拠点としているために、欧米人にわかり易いかたちで書かれている本書ですが、これは日本人でも受け入れやすい内容だと思います。
現在おきている、戦争やテロについても、論理的に分析して、その対処法が書かれてあります。
怒りは、怒りで倒すことはできません。
怒りは、根底に恐れがあるからということを理解しなけれがなりません。
怒りに対処するには、哀れみの心をもつしか方法がありません。


「私たちの人間性を大切にする」(270頁)
 イエスは言いました。「あなたの敵を愛し、あなたを迫害する者のために祈りなさい。あなたを愛する者しか愛さないなら、何の報いがあのでしょう?」
 マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは言いました。「あなたを憎む人を暴力で殺せても、それで憎しみは殺せない」


むずかしいことです。
しかし、むずかしいからといって、出来ないと決めつけてはいけません。
では、どうすれば実践できるのか。
そのポイントは呼吸法です。
ティク・ナット・ハン氏は、わかり易く、より簡単に、そして実践的にその方法を教えてくれます。(ちょっと日本人的にはやりづらいかもしれませんが)


そこで、わたしの大好きな桑田二郎先生(ジロちゃん)の方法を、最後に記して、この長い読書感想文を締め括りたいと思います。
ジロちゃんの方法が一番日本人には説得力があるのではないかと思います。
日本人に一番受け入れやすいお経。
それは「般若心経」ではないでしょうか?
その中にサンスクリット語の音読で、日本語になってない場所が何箇所かあります。それを“偈”と呼んでいます。つまり呪文ですね。
呪文なのだから、日本語にしてしまっては、なんの意味もありません。
その音と呼吸法に、ポイントがあるからです。


羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶
これが偈の部分。
ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか
聞いたことありますよね?
この部分を、サンスクリット語の音、そのままで発音するのです。
ガティー ガティー パーラガティー パーラサンガティー ボウディスヴァーハー
これを唱えながら、呼吸法を絡ませるのです。
「ガティー ガティー パーラガティー パーラサンガティー」これで息を吸って。
「ボウディ」で吐き、「スヴァー」で更に吐き、「ハー」で全て吐ききる。
すると、酸素がないので、自然に空気を吸い込むようになります。そこで、最初に戻って、「ガティー ガティー…」と繰りかえします。


できれば、好みの香りのお香を焚いて、リラックスした気分で実践するとよいでしょう。
何が起きるかは、お楽しみ。ってことで。。。

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↑クリックすると拡大するよ。

最後に、日本ユネスコ協会連盟の紹介。
その中に、本書にも最後に出てくる【わたしの平和宣言】について。
リンクを貼りましたので【わたしの平和宣言】をクリックしてください。
英語がわかるヒトは是非“PLUM VILLAGE CENTER”のホームページへ。
【PLUM VILLAGE CENTER】←クリック。
その中の“Practice”では実践の方法が書かれています。
辿り着けないヒトは【Practice】←をクリック。
さあ、みなさん、がんばりましょ!


お!
チャイロ系ちゃんも、信心深いですねぇ?
えらい!
ん?
美白系ちゃんは、なにやら怒っているようですね。怒りでは何事も変えられませんよ。
でも、理解と哀れみのある私たちは、あなたの言い分もちゃんと聞きますよ。
言い分は↓ここ。
【美しく清らかなクマル様の言い分】

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2007/05/06 10:06 】 | 2007読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画60『愛をつづる詩(うた)』
愛をつづる詩(うた) 愛をつづる詩(うた)
ジョアン・アレン (2006/04/07)
メディアファクトリー

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原題 : Yes
製作年 : 2004年
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
ぶっちゃけ、不倫なんだけど。
大したもんだ。と思った。
ググっと引き込ませる、ストーリーの運びは、ヘタな韓流映画を観るよりも、ぜんぜんストレート。
しかし……
この邦題、なんとかなりませんかねぇ?
なんなんでしょう、この「詩(うた)」のこの()は?
ていうか、べつに詩じゃないし。
原題のままでいいじゃん。
難しいコトバでもないし。
映画のテーマでもあるわけだから。


あれ?
チャイロちゃん、やっちゃってますね?
楽しそう。
【館山の
【館山の
それぞれのタイトルにリンク貼りました。
【2007/05/05 11:49 】 | 2007映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画59『スパイダーマン3』
20070503112551.jpg

【評価】

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【感想】
ひどいシナリオだった。の一言ですね。
パート2の出来が、もっっっのすごく良かったので、観にいったんだけど……。
今回は、とにかく欲張りすぎ。
あれもこれも、と詰め込みすぎるから、どれもこれも中途半端。
てか、ほとんどギャグ映画としか思えませんでした。
あれで、ピーター・パーカーの成長物語と言われても……。

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はっきり言って↑このヒト?のエピソードいらない。

おや、チャイロちゃんは贅沢なもの食べてますねえ。
じゅる~。
館山の旅2】←詳細はここ。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/05/03 11:33 】 | 2007映画 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
映画58『花よりもなほ』
花よりもなほ 通常版 花よりもなほ 通常版
岡田准一 (2006/11/24)
バンダイビジュアル

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【評価】
☆☆☆
【感想】
いいんだか、わるいんだか……。
同監督の『幻の光』や『ワンダフルライフ』が好きだから観てみた。
映画館に行かないでよかった。が正直な感想。
ま、岡田君マニアにはたまらないのでしょう。特に最後の笑顔なんか。

おやッ!
チャイロちゃんは旅行中ですか?
チャイロ系ちゃんと、美白系ちゃんの旅日記
は↑をクリック。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/05/02 11:43 】 | 2007映画 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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