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読書59、60『ロミオとロミオは永遠に』
ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
(2006/07)
恩田 陸

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日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。エリートへの道は唯一、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて最下級の「新宿」クラスと接触したアキラは、学園の驚くべき秘密を目にするが…。
ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
(2006/07)
恩田 陸

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「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への思慕を募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、“脱走の特異日”である10月10日が迫っていた―。
【評価】
☆☆☆
【感想】
久しぶりに恩田陸の本を手にした。
といっても、これはミステリ本ではなく、どちらかといったらライトノベルズ系SF本。
この手のものを書かせると、恩田陸の上手さがひかる。
しかし、彼女が面白いと思って書いているさサブカルチャー・ネタは、ヒトによってはそうとう寒く感じるネタである。
頭を使わずサクサクと読めるので、頭脳系労働者のアタマ安めには丁度いいだろう。
ミステリ作家の書くSF冒険ファンタジーなので、最後に「おお、そうきたか」的オチもしっかり用意されてあるのがうれしい。
こういった物語を、すぐマンガ的だと評価する、アタマの古い映像業界のヒトたち(とくにテレビドラマ関係者)には、絶対奨めないが、エンターテイメント好きなら、これから得るものは沢山あることだろう。
こういうものを面白いと思えるようになったら、日本のエンターテイメントももう少し変わってくるんだけどなぁ。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2009/12/29 13:27 】 | 2009読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書58『月のしずく』
月のしずく (文春文庫)月のしずく (文春文庫)
(2000/08)
浅田 次郎

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三十年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみ。そんな男のもとに、十五夜の晩、偶然、転がり込んだ美しい女―出会うはずのない二人が出会ったとき、今にも壊れそうに軋みながらも、癒しのドラマが始まる。表題作ほか、子供のころ、男と逃げた母親との再会を描く「ピエタ」など全七篇の短篇集。
【評価】
☆☆☆
【感想】
この物語たちを認めてしまうことに、生理的な抵抗がある。
この物語を面白いと思うこと、すなわち日本のドラマは面白いに繋がってしまうから。
セリフはやや古くさいけど、内容的にはニッポン人にもっとも好まれる内容です。
けれど、わたしは認めたくない。
どうしても認めるわけにはいかない。
あくまでも個人的な意味で。

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【2009/12/17 21:45 】 | 2009読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書57『灰色のピーターパン』
灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (文春文庫)灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (文春文庫)
(2008/10/10)
石田 衣良

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【評価】
☆☆☆
【感想】
し、しまったぁ。
ハードカバーで読んでたのに、文庫本買ってしまった。
ヒトから借りて読むと、たまにこういうことやっちゃうんだよなぁ。
あ、けど、面白かったからいいけどね。
やっぱ、この作者はIWGPだけに専念してほしいです。

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【2009/12/11 08:44 】 | 2009読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書56『Love Letter』
Love Letter (幻冬舎文庫)Love Letter (幻冬舎文庫)
(2008/04)
石田 衣良川端 裕人

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それぞれの「ラブレター」に想いを込めて描く恋愛小説アンソロジー。
【評価】
☆☆☆
【感想】
読んださきから忘れてしまいそうな内容ばっかだなぁ。
けど、なかにはいいのもあった。
ていっても、三浦しおんの「永遠に完成しない二通の手紙」だけだけど。
これは、かなりいいです。
ほお、そうくるかい?って感じの内容。

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【2009/11/27 16:14 】 | 2009読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書55『きみが見つける物語』
きみが見つける物語    十代のための新名作 スクール編 (角川文庫)きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編 (角川文庫)
(2008/06/25)
角川文庫編集部

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【評価】
☆☆☆
【感想】
あさのあつこ、恩田陸、加納朋子、北村薫、豊島ミホ、はやみねかおる、村上春樹の傑作短編集。
なんて贅沢な本なんでしょうか。
北村薫の「空飛ぶ馬」、加納朋子の「三月の兎」を同時に読めるなんて。
おしいのは、恩田陸の「大きな引き出し」。
これに関しては、これ一作読んだところで、大したことはない。やはり『光の帝国』の一部として読まないと。
けれど、これを手にして、これから加納朋子や北村薫の本を、今から手にできるヒトが羨ましい。
なんか『ガラスの麒麟』を再読したくなりました。

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【2009/11/21 09:03 】 | 2009読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書54『昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集』
昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集 (扶桑社文庫)昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集 (扶桑社文庫)
(2001/02)
福永 武彦

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雁金邸に届けられた英文の脅迫状。やがて主人の雁金氏が自室で絞殺死体となって発見される。だが、その部屋は完全な密室状態であった…。十数年前に迷宮入りしたこの不可解な事件を、データのみから解決することは出来るのか?古典学者・伊丹英典氏の推理が冴える名作「完全犯罪」をはじめ、福永武彦が加田伶太郎名義で発表した本格ミステリをすべて収録!これまでの版に付された序文、解説、月報の類にミステリ・エッセイ4篇を加え、推理小説の分野における著者の業績をあまさず網羅した決定版全集。
【評価】
☆☆☆
【感想】
あの福永武彦が!?←これが正直な感想です。
そういう先入観をなくして読んだら、フツーに本格なんだけど、どうしても純文の福永氏が書いたという思いが頭から拭えなく、そんな色眼鏡をかけたまま読んでしまいました。
まあ、純文学をやっているヒトに、推理小説マニアがおおいとは聞いたことがあるけど、こうやってペンネームまで使って書いてしまうなんて、よっぽどのマニアだったんでしょうね。
主人公の伊丹英典(ITAMI EITEN)をアナグラムすると、名探偵(MEITANTEI)になるし。
よっぽど好きじゃないと、こんなこと考えませんって。

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【2009/11/17 14:44 】 | 2009読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書54『元気でいてよ、R2-D2』
元気でいてよ、R2-D2。元気でいてよ、R2-D2。
(2009/08/26)
北村 薫

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取り返しのつかない、色んなこと。今までもいっぱいあったし、これからもいっぱいあるんだろう。忘れられない苦い記憶。知ってしまった笑顔の裏側。新直木賞作家が人生に射す影を捉えた受賞後第一作。
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
相変わらずうまい!
ひとつひとつの言葉が丁寧で、宝物のような文章の連続。
タイトルで、ちょっとカン違いされそうだけど、断っておくが、これはスター・ウォーズとはまったく関係のない話です。
ただし著者が「まえがき」してあるように、「腹中の恐怖」は妊婦のかたは読むのを遠慮したほうがよいようです。

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【2009/10/28 15:43 】 | 2009読書 | コメント(2) | トラックバック(1) | page top↑
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