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読書70、71『いとしのヒナゴン』
いとしのヒナゴン〈上〉 (文春文庫)いとしのヒナゴン〈上〉 (文春文庫)
(2007/09/04)
重松 清

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謎の類人猿ヒナゴンが目撃されてから三十数年。昭和の記憶と思われていた怪物騒動がふたたび甦った!伝説の悪ガキ「イナゴのイッちゃん」を町長にいただく比奈町は、さっそく類人猿課を再設置したが、目撃情報をよせる地元の老人たちはヒナゴンより孫代わりの話し相手が欲しいらしく…。


いとしのヒナゴン〈下〉 (文春文庫)いとしのヒナゴン〈下〉 (文春文庫)
(2007/09/04)
重松 清

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ヒナゴン探しが難航する比奈町に市町村合併の波が押し寄せた。地方の将来を見据えた備北市の片山市長と、義理と人情で世間をわたる比奈町長イッちゃんはいわば水と油。合併問題が迫ってくるうちに、予想外の事態が巻き起こる。ヒナゴンは実在するか?またUターン組の心にきざす想いとは。感動が胸にひろがる“ふるさと”の物語。


【評価】
☆☆☆
【感想】
全体的な内容として、「ありえない」話の積み重ねの中に、わざとらしく入る地方のリアリズムがうざい。
作者の「言いたい事、伝えたい事」がストレートに出すぎで、いっぽ間違えると、説教本になってしまうところだが、まあ、さすがはシゲマッちゃん、上手くまとめてある。
けどなぁ……なんか文章になれた作家が、指先だけで書いたように思えてしまんだよなぁ。(もちろん、本人に自覚があるかどうかは分からないけど)
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

【2008/12/28 11:10 】 | 2008読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書68、69『獣の奏者』
獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編
(2006/11/21)
上橋 菜穂子

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けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる、宿命の少女・エリン。
母が指笛を吹き鳴らしたとたん、奇跡が起こった。だが、その奇跡を、母は「大罪」と呼んだ……。
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに……。
獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編
(2006/11/21)
上橋 菜穂子

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王国の陰謀に果敢に立ち向かう少女・エリン。獣を操る技を身につけた彼女が選んだ未来とは?
「王獣は、けっして人に馴れることはない。甘い幻想を抱いて近づきすぎれば、爪で引き裂かれて死ぬことになる」師匠にそう言われても、エリンは、王獣を恐怖で支配することを拒む。はたして人と獣がともに生きる道はあるのか?
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる……。王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?


【評価】
Chris的ベスト・オブ・ザ・イヤー第一位
【感想】
年の瀬に、いきなりBest of the Yearを発見!
これは凄いぞぉ。
ていうか、これ児童文学の範疇じゃないって。むずかしい字、いっぱい出てくるし。
それとも、今のお子ちゃまって「正鵠を射る」とかって、フツーに使うの?「唾棄すべき役割」とか?
まあ、ふりがなふってあるから大丈夫と思うけど。
とにかく満足度120%。
本年度は、こんな感じで、こいつはすげーや、って思う作品になかなか巡り会えなかった。
ここにきて、ずば抜けた作品に遭遇、未知との遭遇。
つーことで、来年はしょぱなから同著者の「守り人シリーズ」に挑戦したいと思います。
はぁ~、これでまたミステリ本が積読状態を持続するのね。

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【2008/12/18 16:35 】 | 2008読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書67『夜の光』
夜の光夜の光
(2008/10)
坂木 司

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慰めはいらない。癒されなくていい。本当の仲間が、ほんの少しだけいればいい。


本当の自分はここにはいない。高校での私たちは、常に仮面を被って過ごしている。家族、恋愛、将来……。問題はそれぞれ違うが、みな強敵を相手に苦戦を余儀なくされている。そんな私たちが唯一寛げる場所がこの天文部。ここには、暖かくはないが、確かに共振し合える仲間がいる。そしてそれは、本当に得難いことなのだ。
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
最初読んでると、はいはい、ええ、ええ、なるほどねぇ――って、あまり感心もせず、さらっと読んでしまうんだけど、後へいくほど、ズーンとくるものがある。
この作家の特徴かな。
謎関係は、てんで大したことないんだけど――多分、作家的にも謎の部分に重きを置いていないと思う――あとひく旨味みたいなものがある本。(だって毎回美味しそうな――物語とは全く関係ない――食べ物出てくるし)

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【2008/12/18 16:15 】 | 2008読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書66『彼女を憐れむ歌』
彼女を憐れむ歌―なぎさの媚薬〈3〉 (小学館文庫)彼女を憐れむ歌―なぎさの媚薬〈3〉 (小学館文庫)
(2008/04/04)
重松 清

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「テツ、最後までさせてあげなくて…ごめんね」渋谷の街に現われる美しい娼婦・なぎさ。彼女を抱いた男たちは、青春時代の思い出の女性と再会する夢を見る。エリート商社マンの北沢哲也は、大学時代に組んでいたバンドの紅一点、ボーカルの真理子の死を知った。真理子は―濡れるといい声の出る歌姫だった。背筋がぞくっとするほど艶やかに、妖しく。哲也はギタリストの本条に頼まれ、演奏前に真理子を愛撫するようになる。だが彼女の本命は哲也ではなかった―。60~70年代ロックの名曲とともに綴られる「なぎさの媚薬」シリーズ第三弾。

【評価】
☆☆☆
【感想】
むかしの、いい頃の日活ロマンポルノ系。
前二作に比べると、大分ましになった。
いい意味でシゲまっちゃんらしくなったと言えばいいのかな。
でも、結局娼婦と浮気しちゃうわけだから、どんな奇麗事ならべてみても、しょせん浮気したヒトってことで共感は得られないような気がする。って内容。

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【2008/12/18 16:07 】 | 2008読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書65『復讐者の棺』
復讐者の棺 (講談社ノベルス イN- 5)復讐者の棺 (講談社ノベルス イN- 5)
(2008/08/07)
石崎 幸二

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【評価】
☆☆☆
【感想】
面白かったですぅ。
いや、内容がというよりも、相変わらずのボケとツッコミが。
ていうか、今までの沈黙はなんだったんでしょうか?前作から6年。構想を練っていたにしては長すぎる。しかも蓋を開けてみたら……
なんじゃコレ!?
手抜きかと思いました。だって連続殺人の手口が同じっていうか、登場人物の行動パターンが同じと
いうか、そもそも同じ文章の使いまわしって……やっぱ手抜きだ。
あ、でも、これって石崎氏の巧妙なギャグなので、深くは突っこめない。(一応意味があってやってることなので)
といっても、トリックは途中ですぐわかる。意外性は全くなし。
だけど、次回作が激しく読みたくなる。
でも、次が6年後となると……
火星の書店で立ち読みということになってしまうかも。

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【2008/11/21 16:38 】 | 2008読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
読書63、64『おいしいコーヒーのいれ方Ⅸ、Ⅹ』
おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉 (集英社文庫)おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉 (集英社文庫)
(2007/06/28)
村山 由佳

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おいしいコーヒーのいれ方 (10) 夢のあとさき (集英社文庫)おいしいコーヒーのいれ方 (10) 夢のあとさき (集英社文庫)
(2008/06/26)
村山 由佳

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【評価】
☆☆☆☆
【感想】
☆一個は自分に。
わたしはなんて優しい読者なんだろうか。
いや、優しいというよりは、むしろ鈍感といったほうが、この場合適切か?
この作者には、いい意味でも、わるい意味でも忍耐力というものを鍛えさせられた。
「おいコー」シリーズが始まって、15年という歳月がながれた。
とりあえず1~10まで読み終えた。
ところが……
第一シーズン終了って?
つーか、まだ続くのかこの話!?(ていうか、すでに刊行されてるし)
ヒトがいいってことを、どこまで持続させられるか、こうなったら耐久レースだ。
ていうか、参加賞ぐらいくれ!村山由佳。

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【2008/11/18 16:20 】 | 2008読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
読書62『透明人間の納屋』
透明人間の納屋 (ミステリーランド)透明人間の納屋 (ミステリーランド)
(2003/07/30)
島田 荘司

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透明人間はこの世に存在する。人間を透明にする薬もある。見えないから誰も気がつかないだけなんだ、この町にだっているよ。……学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年、ヨウイチがただひとり心を開き信じ尊敬する真鍋さんの言葉だ。でもどうしてそんな秘密を知っているのだろうという疑問がぬぐいきれないでいるところに、不可解な誘拐事件が発生した。密室から女性が蒸発したかのように消失したのだ。透明人間による犯行だと考えると謎は氷解するのだが。
【評価】
☆☆☆☆
【感想】
ミステリーランドのシリーズは高額なので集めるのはよそうと思っていた。(もちろん加納朋子さまは別。だから『ぐるぐる猿と歌う鳥』だけは持っている)
なんせあの乙一のものでさえ、図書館本で読んだ。
だけどさぁ、北村薫センセイがミステリーランドで出した以上、もう揃えるしかないでしょ。
ということで、この本も買ってしまいました。(なんかこれからが恐い。誰のものを買えばいいんだ?まあアイツ、京極○彦はないな)
でも綾辻はどうすればいいの?一応あれは「館」シリーズとして受け止めなければならないのかなぁ?でもダリア(そんなタイトルの出版物はない)で懲りたしなぁ。


おっと、島田御大の『透明人間…』の感想だった。
…………
ていうか島田センセイ、これ子どもにはちいと難しいんでないかい?
男女の愛憎とか女の情念とかって、子どもに理解できるのかなぁ。際どい描写もあるし。
まあ、謎解き部分は初心者用という感じがして、これからミステリを読む子どもたちには入門編といったところでしょう。
けれど、真相は意外。てか、これいいのかなぁ。こんなこと書いていいのかなぁ。
島田センセイ、暗殺されないでね。って内容。
衝撃的な真相に、最後読んでいてせつないやら、恐いやら。
めっさ面白かったです。
けどなぁ……子どもに読ましていいのかなぁ?

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【2008/11/14 14:16 】 | 2008読書 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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