ひとりごと
![]() 【評価】 ☆☆☆ 【感想】 総合的な感想としては「ウムムム……若い」って感じ。 若さ溢れて、弾けまくってるって感じではなく、嗚呼、一生懸命やってるなぁ、て感じ。 ただし、つかさんのベースがいいんでしょうね。 優れた物語は、役者のレベルをも凌駕していました。 大道具もなにもない、素の舞台であれだけみせるのは見事というしかないですね。 つかさんの「東海村バージョン」は観てないけど、今回のは、かなり映画バージョンに近い設定だったなぁ。 あ、でも設定とか随分映画とは違ってますけどね。 シスター京子が結婚するとかって設定はないし。 でも、映画があまりにも強烈に記憶の中に鎮座ましましているので、ちょっとなぁ……という意味で評価が☆三つになってしまいました。
「てめーら!くいあらためてーヤツは十字をきりやがれ。でねーと、たたっ斬るぜ」 |
![]() 明るい典型的な中流家庭で幸せな生活を送る平均的な少女・弥生(市川実日子)。幼い頃から幾度も不思議な予感を感じながら、19歳の夏、彼女は一軒家に住むエキセントリックな音楽教師の叔母・ゆきの(藤井かほり)のもとへ導かれるように向かう。そこで向き合うことになったのは、誰からも知らされていなかった自分の真実の過去、失われた子供時代の記憶だった。そして、叔母と信じていたゆきのと自分との、本当の関係を弥生は知る。 物語は途中から、血のつながらない弟・哲生(加瀬亮)と、失踪したゆきのを探す旅へと空間をダイナミックに移動しながら展開していく。思い出そうとすればするほど遠のいてしまう大切なことを、静かに受け止めて未来を生きるために…。時間と記憶の軸がゆるやかに絡み合いながら、切なさや喪失感、家族のぬくもりや 親しい者との愛を優しく浮き彫りにしていく。 【評価】 ☆☆☆ 【感想】 加瀬亮って、馬に乗せたら…… ○○似てる。ってことは、どうでもいい。 彼は芝居が上手い。この芝居で唯一光っていました。 ていうか、塚本晋也の演出っていうのが、ちょっと……。 そもそも、セリフか殆どないグロな映画が持ち味の監督に、セリフに頼った芝居は合わない。 だから、最後の市川実日子が記憶を取り戻し、姉と永遠と語る過去の説明科白にはうんざり。 しかも、一応設定上青森の恐山ってことになっているらしいセットは学芸会レベル。 加瀬亮と市川実日子の、手に汗握るシーンが良かっただけに、残念無念の作品となってしまった。 ところで、 よしもとばななの『哀しい予感』や『虹』の表紙を描いた、原マスミの作品集はお薦めです。
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